先日、葵祭りを観てきました。
あんなに静かなお祭りがあるのかと、庶民文化で賑やかな文化で育った大阪人としはかなり驚きなお祭りでした!でも平安時代の貴族の雅なファッションショーさながらの行列はとても楽しかったです(^∇^)
葵祭りの詳しい内容は旦那がレビューしていますのでこちらでどうぞ♪
私たちが葵祭りを見ようとまず向ったのは京都御所です。
そして京都御苑に入るなり鼓月の千寿せんべいと出会ったのでそく購入~~ヽ(´▽`)ノ
千寿せんべいを葵祭りを観覧しながら食べれるなんて、さすが京都!贅沢ですねぇ(^∇^)
ちなみに京都御苑"下立売御門"から入ってすぐのところに鼓月が出店されてました!
他にも京都の有名菓子店が出店されて、さすが!な豪華さでした^^
※京都御苑の公式サイトのマップ
→ダウンロード用地図 [PDF 1327KB]
鼓月について
鼓月は京都から全国の直営店や百貨店などでも販売展開している戦後生まれのお菓子屋です。
創業100年でもまだまだ老舗ではないと言われるほどに正真正銘の老舗がひしめく京都の街ではまだまだ新参者扱いされている鼓月だそうですが、和菓子という枠組みに捕らわれない洋テイストも取り入れた新しいお菓子を生み出す人気のお菓子屋です。
鼓月のお菓子は全国の百貨店で気軽に手に入るので京都らしさや京都へ来た時だけの特別感はどうしても薄れてしまいがちですが、鼓月が展開する茶房(カフェ)は京都府内3店舗のみなのでけっこう貴重だったりします^^
・茶房華心 祇園店
・茶房こげつ 烏丸店
・茶房こげつ 嵐山店
各茶房でメニューが少しずつ違っているようです。
そして鼓月の代表銘菓はなんと言っても『千寿せんべい』です(^∇^)
→鼓月の公式サイトはこちら
滋味佳煎-ヴァッフェルって??
千寿せんべいを開けると、こんな紙が入っていて「滋味佳煎(ヴァッフェル)」と書かれています。
ヴァッフェルとは英語でWaffel(ヴァッフェル)と書き、ドイツ語ではワッフルのことを指します。
ヴァッフェルは全国の和菓子屋で売られているんですがベルギーワッフルとはまた違ったものですよね。。。どうゆうことなんでしょう?私も今回調べてみるまでちゃんと考えたことなかったんですが。。。。
ヴァッフェルとは、戦後に和菓子屋さんが生み出したベルギーワッフルを模して和風に仕上げたせんべいのようなクッキーのようなお菓子のことを言います。
だから鼓月の千寿せんべいも「せんべい」と"和"の名前がついているのに、クッキー風味の"洋"を感じるお菓子になっているんですね~。
そして千寿せんべいはこのヴァッフェルの元祖、パイオニア的存在なのだそうですよ。
千寿せんべい食べてみました
波々の見た目が特徴で、真ん中に焼印のようなモノが押してあるのがアクセントになってます。
これは「見立てし千波に鶴翳しるすは千寿の兆し―」という意味だそうで、波間に飛鶴の影が映る、おめでたい情景を表しているのだそうです。
鶴をそのまま描くのではなく波間に浮かぶ様を表現しているとはなんとも「和」らしいと言うか京都らしい表現だなぁと感じます。
波型のせんべいは、せんべいのような固さですが、かじってみるとクッキーのような風味がする優しいお味。
草加煎餅に比べると全然柔らかいですが、一般的なクッキーと比べると固めの生地です。。。
けっこう厚めなのでザックリとした食べ応えがあり、とってもクリーミー。
間にはミルククリームが挟んであって、これも甘いんですがくどくはなく、ミルキーな香りがたまりません。
素朴で懐かしい味がするんだけど、ミルキーさが豪華さ贅沢さも醸し出してくれるという感じでした。
1枚あたり126円とけっこう豪華なお菓子ですが、出会うとまた食べたくなると思いますし、手土産のネタとしてもリストに加えておこうと思ったお菓子でした♪日持ちが1ヶ月以上あるのがまた嬉しい。
※鼓月の全国店舗一覧はこちらでご確認下さい。
→鼓月公式サイト 全国店舗一覧
ヴァッフェルは鼓月以外でも販売されていて色々な味で展開されています。
食べ比べも楽しいかも知れませんね(^∇^)