京きなこを使った、とろけるようなわらび餅で有名な文の助茶屋。
明治末期に上方落語家の桂文之助が始めたお茶屋さんです。
文の助茶屋は夏になったら田舎氷というかき氷が登場します!
かき氷の仲に、わらび餅が入っているというちょっと変わったかき氷です。
本店が京都・東山の八坂の塔のすぐ近くにあるので、食べに行ってみました^^
門をくぐると、風情があって気持ちよさそうな庭席があります。
日陰にもなっていて、外で頂くのも気持ち良さそうです^^
でも、中もいろいろあるので、中に入りました。
店内はお多福さんや古い京絵馬などがたくさん飾られています。
本店だと絵馬を購入することもできます。
席について早速、田舎氷と甘酒を注文。
こちらが田舎氷と甘酒です。
食べてみると、きな粉の香りが口いっぱいに広がります♪
きなこの蜜がかかっているようです。
氷も細かいですね^^
そしてアイスもきな粉アイス。
きな粉は、京きな粉を深煎りしたものを使っているようです。
主張しすぎず程良い甘さで美味しいです^^
氷の中には優しいニッキ味のプルプルわらび餅が2個入っています。
シャリフワな氷がきな粉蜜と程良く混ざって、さらにニッキの香りも感じられる、和菓子の玉手箱のような美味しさですね♪
甘酒の方は、砂糖不使用の甘酒で、アルコール分は入っていません。
変な癖もなくて、とっても優しい味。
これも結構オススメですね^^
そもそも文の助茶屋は、初代の頃「甘酒茶屋」として手作りしていたそうで、今でも創業以来の手作り製法で作っているのだとか。
甘酒は江戸時代の頃から夏バテ対策として飲まれてきたものですので、その時代の味がそのまま頂けるのも魅力ですね。
店内にはお土産用のわらび餅や「甘酒の元」なども売っていますよ♪
静かな店内から外を眺めるのも気持ち良いです。
東山界隈に訪れたら、ぜひ行ってみて下さい♪
役者さんや落語家さんなども良くくるらしいので、もしかしたら誰かに会えるかもしれませんね^^
ちなみに文の助茶屋は、本店以外に清水店、新横浜店、名古屋店があります。
土産物だけなら、京都髙島屋(B1)、ジェイアール京都伊勢丹(B1)、京都駅新幹線ホーム下コンコース内売店、金閣寺、渡月橋(嵐山)などにもあるようです。