京都にはわらび餅が美味しいお店がいくつかあります。
北野にある
北野天満宮の一の鳥居のほど近く、ちょっとだけ裏通りに入ったところにあります。
煉屋八兵衛のウリは、素材にこだわった独特な触感のわらび餅です。
使用しているのは、幻の「黒い宝石」と呼ばれている国産無農薬の黒本蕨。
わらび根の中でも特に地中深く、黒く粘土質のある土壌でしか採取できないという、非常に希少な蕨粉なのです。
どれくらい希少なのか、というと、昨年度は38kgしか採取されていないのだとか。
これが、わらび餅にしたときに蕨の風味や独特の粘りを出しているのです。
さらには独自の焙煎方法で焙煎した京きな粉や、お菓子に使うことのない最高級の茶園直送の宇治抹茶とほうじ茶も使用しています。
というわけで、16個入り(800円)で、きな粉のわらび餅、抹茶のわらび餅を半々にしてもらった1箱を購入しました♪
抹茶ときな粉のわらび餅
注文してから仕上げてくれるので、受け取るまで数分かかります。
わらび餅は日持ちのするスイーツではないので、ありがたいですね。
中を開けてみると、こんな感じ。
わらび餅とは別に、きな粉と抹茶、黒蜜が別々にパックされています。
こちらも、香りをなるべく長く保つための工夫でしょうね。
これをそれぞれ開けて、かけてみると、かなりもりだくさんのきな粉の量でした。
食べてみると、最初の一口は柔らかいのにコシがあるようで、それなのにトロっと溶けるような触感♪
きな粉も香ばしくてそれだけで美味しいので、黒蜜はいりませんでした。
抹茶は大人の苦みがあって、お茶の旨味が口の中に広がります。
黒蜜は抹茶の方にかけると、苦みと甘みのバランスがよくなります。
これはどちらも絶品ですね^^
テイクアウトのみですが、北野天満宮の参拝みやげに買う価値はあります。
ただし、賞味期限は2日と短いですのでお気を付けください。
今回は他で色々買っていたので購入しませんでしたが、煉屋八兵衛では、「とろり」というプリンも人気のようです。
数量限定で、希少な材料を使っているので材料が入荷できない時は作っていないのだとか。
(買えば良かったかな~^^;)
これは次回購入してみようと思います。
そして、次はちょっと気軽に買えないのですが、こんなわらび餅もありました。
受注生産の「黒本蕨もち」です。
箱だけで中身が見えませんが、値段に注目。
3,800円って、かなり高いですよね!
煉屋八兵衛の普通のわらび餅との違いは、国産黒本蕨を使っているのは同じなのですが、こちらは100%使用しているということです。
上で説明したように、採取量を考えると高いのもうなずけますね。
そしてもっとすごいのは、賞味期限は6時間ということ!
遠方の方は残念ながら持ち帰ることはできません。
その場で頂くしかないですね。
こちらは
- 5人前程度(500g) 3,800円
- 3人前程度(300g) 2,800円
- 1人前程度(100g) 1,200円
となっていました。
受注生産となっていますので、興味のある方は煉屋八兵衛に問い合わせてみてください。
下にショップデータを記載しています。