嵯峨・清涼寺のすぐ横にあるお豆腐屋さん、嵯峨豆腐 森嘉。
江戸時代の安政の頃からあるお豆腐屋さんです。
大覚寺や天龍寺など、嵯峨地区の各寺院御用達で、川端康成や司馬遼太郎の作品の中でも紹介されています。
嵐山といえば湯豆腐屋さんが多いのですが、森嘉の豆腐を使っているところが多いようです。
地元の人もよく買いに来るみたいですし、今まで豆腐が好きじゃなかった人が、ここの豆腐を食べて好きになったという人もいます。
基本的に持ち帰りの豆腐屋さんで、白豆腐、きぬごし(夏限定)、すしあげ、あつあげ、油あげなどを売っていますが、
「ここで食べます」
と言えば、テイクアウト用に出してくれて、店前のベンチで頂けます。
というわけで、ひろうすを頂きました^^
こちらがひろうすです。
がんもどきですね^^
関西ではそれを「ひろうす」と言います。
中身はこんな感じです。
真ん中にどんと乗ってるのは銀杏。
そして大きなゆり根がたっぷり入っています。
その他、人参、牛蒡、きくらげ、黒ゴマ、麻の実、山芋などが入っているそうです。
アツアツのうちに塩をかけて食べます。
塩をかけないとあまり味がなく、素材を活かしたナチュラルな風味。
油っぽさも少ないです。
塩をかけるととっても美味しくなります!
ナチュラルな風味はそのままに、外カリ中フワで食感もバッチリ♪
塩だけでここまで美味しくなるのもさすがですね^^
もちろん、家用にも買って帰りました♪
きぬごしは1丁400円。
スーパーの豆腐と比べたらかなり高いですが、大きさも結構大きいです。
シンプルに冷奴にして頂きましたが、キメ細かさがあって、大豆の良さを上手に引き出しているな~という感じでした^^
嵐山に行く時は、保冷バッグ必須ですね!
(大丸京都店や阪急うめだでも小売りしています。)