摂津一宮、大阪の住吉大社を参拝しました!
住吉大社と言えば、上の写真の柱が四角い住吉鳥居、住吉造の御本殿、そして
下は太鼓橋。
ものすごい反り具合!
私は七五三で賑わっている時に参拝したのですが、着物を着ていたら登るのも降りるのも大変でしょうね^^;
太鼓橋は、横から見ると綺麗です^^
そして前後2室に分かれて、妻入りと平入りがハッキリと分かれていて、直角に配置された住吉造の本殿。
前から見るとわかりにくいかもしれませんが、後ろから見るとこんな感じ。
御本殿は全部で4殿あるのですが、全て西の大阪湾に向いているのも特徴的です。
通常、神社の本殿は南か東に向いているものですが、ここの御祭神が西を向いているのは、海の神様だからでしょうね^^
と、大雑把に住吉大社を紹介しましたが、今回紹介したいのは住吉大社にあるパワースポット、五大力さんとおもかる石です。
五大力さんで心願成就のお守りを作ろう
住吉大社の第一本宮のすぐ南に、「五所御前」という場所があります。
ここはなんと、御祭神の住吉大神が降臨した地とされているんです!
まさに聖地ですね^^
それが、神仏習合の影響で、神宮寺の五大力尊信仰と結びつきました。
その「五大力さん」というのは、仏教の中の、五人の明王のことです。
不動 明王(中心)大威徳 明王(西)軍荼利 明王(南)降三世 明王(東)金剛夜叉 明王(北)
と、不動明王を中心に、守る方角も決まっています。
そしてこの五大明王から、
- 体力
- 智力
- 財力
- 福力
- 寿(命)力
と、五つの力が授かるとされているんです。
さらに、お守りにすれば心願成就のご神徳があるそうです^^
「お守りにすれば」というのがポイントなのですが、垣内の玉砂利から「五」「大」「力」と書かれた3つの小石を探して、それをお守りにするんです。
下の写真のように、常に人が小石を探しています^^
横から見ると手が出ていますが、幽霊ではありません^^;
何も書いていない石が多いのですが、書いている石も意外とよく見つかります。
そして私も根気良く探して、見つけました^^
周りで探していた人は、自分の分だけじゃなくて
「これは○○の分、これは○○の分」
と、にぎやかに家族の分まで探している人も何人かいました。
大阪人のパワーを感じますね^^
本殿授与所では、小石を入れるための専用御守袋(300円)が販売されています。
これでお守りをいただくことができました^^
そして心願成就したら、御礼参りをして小石をお返しします。
返す時は、自分の近所で拾った小石に自分で「五」「大」「力」と書いて、拾ったお守りと一緒に倍返しします^^
ネタをすぐ使うのが大阪らしいですね^^
願いが叶うかどうか占う「おもかる石」
おもかる石は、住吉大社から150mほど外にでた所にある末社、「おいとしぼし社」にある霊石です。
京都の伏見稲荷大社にもありますね^^
この石を最初に持って重さを覚え、石に触れながら願い事を念じ、もう一度持ち上げてみます。
その時、最初に持ち上げた時より軽く感じれば、願いが叶うのだそうです^^
場所は、五大力さんの近くにある、石舞台のある方の出口から外に出て、ちょっと歩いたところです。
こういう案内が立っています。
女性守護・作法・芸事の神様の浅沢社、商業成就・収益集金の大歳社が並んでいて、おいとしぼし社は大歳社の境内の中にあります。
浅沢社、大歳社は、住吉大社の境内にある末社、種貸社と楠珺社と合わせて初辰まいりが行われる社です。
商売繁盛・家内安全の「はったつさん」と呼ばれていて、毎月最初の辰の日に行われて、朝から賑わいます。
その日にお参りすれば、より商売繁盛!ということですね^^
そして下の写真の石が「おもかる石」。
全部で3つあって、そのうちの一つを選ぶことになっています。
独特の占い方もあって
- 二礼二拍手一拝
- 霊石を持ち上げ重さを覚える
- 霊石に両手を当て、祈る
- 再び持ち上げる
- 二拍手一拝して退出
となっています。
そして、再び持ち上げた時に
- 「軽い」・・・叶う
- 「重い」・・・まだまだ努力
ということになるそうです^^
住吉大社に行かれる方は、ぜひこちらもやってみて下さい♪
住吉大社の御朱印
住吉大社には、神社としては珍しく御朱印がたくさんあります!
本殿だけでなく、摂末社の分まであるので、10種類くらいはあります。
私は本殿ののみ頂きました。
オリジナルの御朱印帳もありました。
本殿と太鼓橋、兎がモチーフに使われていますが、住吉大社では、住吉大神を祀ったのが卯歳・卯月・卯日だったことから、うさぎに縁があるとされ、うさぎは神の使いとされています。