香川で有名なお土産に灸まん本舗の「灸まん」と「かまど」があります。
どちらも黄身餡が入っていて、似たような系統のお菓子ですが、どちらも有名。
はたしてその違いは何でしょう?
どちらが美味しいのでしょうか?
というわけで、食べ比べをしてみました^^
「灸まん」と「かまど」、どちらも饅頭の形に由来があった!
写真の左が「灸まん」、右が「かまど」です。
「灸まん」はこんぴら詣りのお土産の代表格。
「灸まん本舗石段や」が製造しています。
こんぴらさん参道の旅館がお客さんにサービスでやっている「金毘羅灸」というお灸が良く効くと人気で、お客さんが「甘いお灸だ!」と言ったのが由来なのだとか。
旅館が茶店に商売替えをした時、その話をヒントにお灸のような形をした甘い饅頭を売ったのが始まりです。
一方で「かまど」は、坂出市に本店のある「名物かまど」が製造しています。
さぬき国は塩田で有名ですが、「かまど」は塩づくりをする時に使う
それぞれ形には意味があったんですね^^
「灸まん」と「かまど」を交互に食べてみました
「灸まん」と「かまど」をそれぞれ切ってみました。
どちらも黄味あんですが、色が違いますね。
まずは「灸まん」。
こちらはしっとりとしていて生地が柔らかい♪
そのしっとりさがあるので、香りが口に広がりやすいです。
食べた感じは、ひよこまんじゅうのような味わいですね。
次は「かまど」。
「灸まん」が生地がしっとりなのに対して、こちらはサクサクとまではいきませんが、ほろっとした食感。
灸まんよりも香りは控えめなのですが、その食感で楽しむことができます。
どちらも黄身あんなので味の方向性は同じ系統になってしまうかもしれませんが、比べて食べてみると違う味わいのお菓子です。
そしてどちらが良いかはやっぱり好み次第(≧▽≦)
私としては、「灸まん」はしっとりさが舌に吸着する分、1個で十分な味わいがあるので、1食1個で十分かな~と感じました。
対して「かまど」はその食感が癖になる食べ応えで、2~3個食べたくなりました。
とはいえ、一緒に飲む飲み物によっても味わいに変化があるでしょうし、その日の気分でも違ってくるような気がします。
どちらも美味しいですので、食べ方や組み合わせで色々な楽しみ方ができるのは確かですね^^
夏場だと、灸まんは冷凍庫でしっかり冷やしてみても美味しいです。
表面の記事はしっとりのまま、中の餡が冷えます。
餡が雪見大福のような食感になりました^^
雪見大福ファンはぜひお試し下さい。
かまどの賞味期限は約4週間程度、灸まんは1カ月半ほどになっています。
どちらもお土産としては十分な期間ですね^^
お値段は、それぞれ5個入りの場合で「灸まん」は375円(税込)、「かまど」は378円(税込)でした。
値段で大きな差はありません。
灸まんにはバリエーションがあります
灸まんにはバリエーションがありました。
私が購入したのは、「いちごまん」と「お薄茶まん」です。
いちごまんは道の駅滝宮との共同企画で、「綾川町のさぬきひめ」を使用しているそうです。
お薄茶まんは宇治茶を混ぜ込んだ灸まんで、5月末~8月にかけての季節限定商品です。
中を切ってみると、結構濃く入っているのがわかります。
これはどちらもよい香りがして味わい深いですよ^^
ノーマルの黄味餡だけ食べ続けると飽きそうですが、こういうバリエーションと合わせて食べると、いくらでも食べれそうです^^
灸まんでは今までも色々と季節限定商品を手掛けています。
2月に発売されるチョコ饅も美味しそうです^^
これからも新しいものが登場するかもしれませんね。
かまどにも違う商品があります
かまどにはバリエーションはないのでしょうか?
私が訪れた時はノーマルだけでしたが、
- 春:桜かまど
- 初夏:新茶かまど
- 秋:栗かまど
- バレンタイン:チョコかまど、プレミアムチョコかまど
- ホワイトデー:プレミアムチョコかまどロゼ
といった季節限定かまどがあります。
これはどれも食べてみたいですね^^
そしてかまどだけでなく、どらやきやせんべいなどのほか、洋菓子も扱っています。
ケーキなども販売しているのですが、お土産としては「かまどパイ」が人気のようです。
私も買いました^^
1枚97円(税込)です。
リーフパイですが、菓子職人がひとつひとつ手作業で作っているのだとか。
結構美味しいので、おそらくどこにお土産を持って行っても喜ばれると思います^^
店舗によるかもしれませんが、形の崩れた2号品も250円で売っていましたよ^^
自分用ならこれはお得ですね。
「灸まん」と「かまど」、次に香川に行く時はどちらを買うか?
おそらくどちらも買うと思います(≧▽≦)