かま八老舗

西陣織で有名な京都の西陣の住宅街にお店を構える「かま八老舗」。
「西陣のどら焼き屋さん」として親しまれているお店です。

のれんに「西陣どらやき」と書かれていて、いかにも美味しそうですね^^

でも元々は茶釜の販売を行うお店だったそうで、その後に分家で独立して和菓子屋さんになったのだそうです。

そんなかま八老舗の和菓子を買ってみました。

まずはお店の名物、どら焼きの「月心」。

かま八 月心

1個200円、半月型に二つ折りになったどら焼きです。

かま八 月心

このどら焼きの特徴は生姜の風味

上品な餡の甘さに生姜の風味を結構効かせています。
でも辛味はなく、あくまで生姜のさっぱりとした風味なんですよね。

これは冷やしあめが好きな人は結構ハマるのではないでしょうか?^^

どら焼きの種類は1つだけですが、生地の食感が良いので普通のどら焼きを作っても美味しいと思います。

続いては黒豆のカステラ(600円)。

かま八 黒豆カステラ

かま八はどら焼きの専門店かと思いきや、カステラを含めて、饅頭や最中、干菓子なども作っているんですね。
しかもカステラは蜂蜜、粒あん、鶯抹茶、黒豆の4種類があります。

どら焼きよりも力が入っている感じです^^
それもそのはず、ご主人は元々、洋菓子屋さんがしたかったらしく、修業もしていたそうなんですよね。
それで生み出したのがこの4種類のカステラです。

今回は、外側の大きな黒豆がインパクトがあって美味しそうだったので、その中から黒豆カステラを選びました。

かま八 黒豆カステラ

中には黒豆は見えませんが、黒豆ペーストが生地に練り込まれています。

食べてみるとしっとりもっちり食感♪
黒豆ペーストが独特の食感を生み出しているようです。

そして後から黒豆の風味がこみ上げてきて良い感じに♪

丹波の方に行くと黒豆のお菓子がたくさん売られていますが、やっぱり大量生産で造られているお菓子は、美味しいんだけど黒豆に頼りすぎている感じがするんですよね。

でもかま八老舗のカステラは、きちんとした技術が土台になっているので、カステラの風味と黒豆の風味がうまく調和していました。

このタイプのカステラはなかなかないので、お土産に持っていったら喜ばれそうですね^^

他のカステラも試してみたいです。

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