晴明神社は、陰陽師で有名な
安倍晴明は、天文暦学を深く極めていて、神道を思いのままに操る霊力を身につけられていたそうです。
映画でも、式神を操っていますね^^
そして、稲荷大神の生まれ変わりでもあるとも言われています。
境内には式神の像があったり、陰陽道で魔除けの呪符として伝えられている五芒星のマークがたくさん見られます。
堀川通りという大通りに面している、一の鳥居です。
夕方近くに言ったので、思いっきり逆光でした^^;
額束には、晴明神社の社紋である五芒星が描かれています^^
鳥居のそばにすぐあるのが、式神の石像と旧・一條戻橋です。
現在の一條戻橋は、現在も堀川通りを100m南に下ったところにあって、境内にある橋は昔の風情を残した先代の橋です。
一條戻橋の橋の下には式神が封じ込まれているそうです。
ここを過ぎるとすぐに二の鳥居が見えます。
二の鳥居に入る前に、参拝記念品を販売する桔梗庵がありますが、その横には陰陽を表す「月」と「日」のモニュメントがあります。
そしてこんなところにも陰陽のマークが!
二の鳥居に入ると、次は五芒星があちらこちらに見えてきます。
鳥居横の提燈も五芒星ですし、門にも五芒星がついています。
五芒星は陰陽五行説の5つの元素、木・火・土・金・水の働きの相克を表したものです。
これがあらゆる魔除けの呪符になっているんですね^^
そして手水舎のすぐ横にあるのが晴明井。
こちらも五芒星のマークが刻まれています。
この井戸は、晴明公が念力により湧出させた井戸で、病気平癒の信仰があるんだとか。
湧きでる水をペットボトルで汲みに来る人もちらほら見かけます。
そしてこの井戸、水が出る口がその年の恵方の方向に向くようになっています。
毎年立春の時に方向を変えるそうです。
私が参拝したのは平成24年なので、その年の恵方は北北西だったのですが、確かに北北西に向いてました!
境内はそんなに広くないので、二の鳥居をくぐるとすぐに本殿があります。
晴明公にお祈りすれば、不思議な霊の利益を受ける事ができ、様々な災いから身を守り、病気や怪我が治ると言われています。
左右には晴明公の像と、厄除けの桃があります。
桃は陰陽道で魔除、厄除けの果物と言われていて、自分の厄をここに撫で付けると良いそうです^^
授与所には、五芒星のマークが象られた御守りやお札が売られています。
水木しげるが描いた、安部晴明公伝(300円)なども販売しています。
式神のストラップもユニークで面白いですね^^
そしてオリジナルの御朱印帳もこちらで売られています(御朱印入りで1,500円)。
表に五芒星、裏に神社の名前が入っています。
晴明神社の近辺は織物で有名な"西陣"と言われるところなのですが、この御朱印帳の表紙も西陣織です。
豪華ですし、五芒星もカッコイイですね^^
御朱印は残念ながら版になっています。
この版は、安部晴明から数えて34代目にあたる陰陽頭の
安倍家は室町時代に姓を賜り、それ以後は土御門家となったので、晴明公の子孫になりますね^^
ただ、記念すべき1つめの御朱印はなぜか2ページ目に書かれています。
とすると、頂く御朱印はその後ろに続くとして、その数は表面だけで残り19ヶ所。
小さなことかもしれませんが、1ページ目と最後のページの白紙が気になるので、他の神社の御朱印を最初と最後のページに頂こうかどうか迷いますね^^;
好みかもしれませんが。(頂くとしたら21ヶ所に増えます♪)