上賀茂神社から1kmほど南西へ行ったところに、「ズーセス ヴェゲトゥス」というお店があります。
※追記：現在は京都市役所方面に引っ越ししています。
日本人には馴染みのない名前ですが、ここはバウムクーヘンの専門店なのです。
バウムクーヘンの本場のドイツで修業をし、菓子職人の国家資格「マイスター」を取得した店主が、本場仕込みのバウムクーヘンを作っているんです。
しかも、店主は前職が薬剤師で、アレルギー患者さんに多く接してきた関係から「医食同源」を大切にし、今作っているお菓子にも活かしています。
合成保存料、着色料、防カビ剤、膨張剤を使っていません。
天然素材で作っているんですね。
体に優しいのはもちろんですが、びっくりなのは「卵の力だけで膨らませている」ということ。
これはマイスターでなければできない技術でしょうね。
バウムクーヘンの種類は、定番の「はちみつバウム」や「チョコミントバウム」、「抹茶バウム」があって、さらに季節に応じて旬の素材を使ったバウムクーヘンが登場します。
店内でイートインもできるのですが、今回はお持ち帰りで。
1番人気の「はちみつバウムクーヘン」と、「栗とそば粉のバウムクーヘン」を購入しました。
まずは、「はちみつバウムクーヘン」。
日本で売られているバウムクーヘンとは違って丸みがあって、さらに焼印までされていてかわいらしいですね＾＾
これはお土産や贈り物としても喜ばれそうです。
肝心な味ですが、このバウムクーヘンはスローフードとしてゆっくり味わって食べるのがオススメ。
甘味は優しいながら、ゆっくり噛めば噛むほど香ばしい風味が出てきますし、後から鼻の方に香りがあがってきます。
しっとりと、もちもちした食感もグッドです！
食べた後もしばらく香りの余韻が残りますので、飲み物の組み合わせも大切です。
お店のオススメとしては、ダージリンティー、アールグレイミルクティー、ブラックコーヒーとのことでした。
ちゃんとマッチした飲み物を用意すれば、相乗効果でさらにハーモニーが増しますので、組み合わせってほんと大切♪
そしてもうひとつは秋に登場する、「栗とそば粉のバウムクーヘン」。
「はちみつバウム」と違って、焼印に栗が使われています＾＾
こちらもゆっくり味わって楽しむのがオススメ。
そばの香りがあがってくる、大人な味わいですね。
これは他店にはありません。
ズーセス ヴェゲトゥスならではの味わい方です。
こちらはほうじ茶やホットワインなどがオススメとのこと。
どちらも違う味わいで楽しめたので、他の商品も気になりますね＾＾
ズーセス ヴェゲトゥスは、ネットで地方発送もやっていますし、毎週火曜日は「フレンドフーズ 下鴨店」で、そして毎週末は河原町の藤井大丸 地階「TAVELT」で販売しているようです。
