莚寿堂本舗

多賀大社の名物といえば糸切餅。
あんこを包んだ白地の餅を糸で短く切って、ピンクと青2本の3本の線が入っている餅です。

現在糸切餅のお店は3件あって、そのうち多賀大社の門前には2件の糸切餅屋さん「総本家 多賀や」「元祖 莚寿堂本舗」があります。

「本家」と「元祖」。

どちらが正統なルーツなのかはわかりませんが、食べて美味しければそれで良しですね^^

というわけで、お多賀さんに参拝した帰りにこの2件の糸切餅を食べてみました。
2店で味の方向性に大きな違いはありませんが、細かい違いがあります。

今回は莚寿堂本舗の糸切餅について。

莚寿堂(えんじゅどう)本舗は、1879年創業(明治12年)の和菓子屋さんです。

お土産の糸切餅のほか、店内で糸切餅を頂くことができます。
餅系は早めに食べた方がよいので、その場で食べれるのはありがたいですね^^

しかも、2個100円からという安さ。
多賀やではイートインが出来ないので、お試しならこちらで頂くと良いですね。

その莚寿堂本舗の糸切餅がこちら。

莚寿堂本舗 糸切餅

少しふっくらしているのが特徴です。
ふわっとしているので、米粉の香りが広がって美味しいです^^

私は持ち帰りで食べたのですが、その場で食べればもっと香りがあるのかもしれません。

それに対して「多賀や」の糸切餅は、「香り」よりも「食感」を重視している感じがしました。
どちらが良いかはお好みです。
わずかな違いかもしれませんが、食べ比べてみると面白いですよ^^


多賀大社から近江鉄道の「多賀大社前」駅に向かう途中にも「ひしや」という糸切餅屋さんがあります。
こちらは門前から少し離れているので、時間の関係上購入できませんでしたが、唯一手作りの糸切餅です。
できればこちらも食べ比べてみたかったですね。