毎年恒例、3月上旬から中旬あたりにかけて東山一帯で行われているイベント、東山花灯路に行きました。
東山花灯路は、ライトアップを見て歩くのもよいのですが、所々でイベントをしていたり、夜間特別拝観もやっていたりします。
北は東山三条あたりの青蓮院門跡から、南は五条あたりの清水寺までという広さ。
その道のりに上のような花灯路がずっと続いているんです。
今回は南側の清水寺から円山公園あたりまで散策、清水寺では夜間拝観も入ってみました。
幻想的な京都の路
京都の町は昼間歩いても風情がありますが、灯路で照らされる道もまた幻想的です♪
上の写真は清水焼発祥の地で、清水寺へ向かう参道にもなっている茶わん坂です。
奥に見えるのは、清水寺の三重塔。
駐車場の看板などが入ってしまっているのが残念ですが、こんな感じで道が続いています。
下は二年坂あたり。
高台寺あたりで横を見ると、こんな風にライトアップされているところもありました。
高台寺に登る何気ない階段もおしゃれな階段に。
そして祇園祭の山鉾を模した祇園閣と、それがが見える道もきれいです。
とにかく広い範囲で灯路が置かれていますから、街全体が観賞ポイントになっています^^
黄金色に輝く八坂の塔
上のように、幻想的な道はたくさんありますが、その中でも特に必見ポイントの一つは、八坂の塔周辺です。
やっぱり、塔があると京都らしいというか、風情+ライトアップのダブル効果が最大限に引き出されている感じがします^^
塔は、見る場所によっても全然違いますので、色々なポイントで見ると面白いです。
まずは東大路通りから登れる坂の下。
きれいなのですが、お店の明かりも明るいので、ちょっと残念ですね。
それが、近くまで寄るとこんな感じで黄金色に輝いています。
そして、もう少し坂を登って見ると、黄金色が程良く抑えられて、更に道の灯路とのバランスが絶妙です^^
もう少し登ってみてもきれいですね^^
清水寺から京都市内の夜景を一望
花灯路期間中には高台寺や青蓮院など、一部のお寺で夜間拝観が行われていますが、清水寺もその一つ。
最初は青蓮院に行く予定だったのですが、場所の都合で今回は清水寺に行ってみました^^
下の写真は清水寺の玄関、仁王門。
いつも下から見上げるほど大迫力の仁王門ですが、夜はまた違った雰囲気。
普段は仁王門をくぐって、轟門から拝観料が必要なのですが、夜間拝観は仁王門からとなります。
登ったところにある鐘楼とそこからの眺め。
遠くには京都タワーが見えます^^
塗り替え工事が終わったばかりの三重塔。
日本初の征夷大将軍、坂上田村麻呂を祀る開山堂。
そして有名な、奥の院から清水の舞台を眺める風景のライトアップ夜景版。
やはりここは文句なしの夜景ですね^^
下の木々のライトアップが映えています。
最後に、出口付近で池にキレイに写る木々や燈籠のライトアップも見事でした。
2015年の東山花灯路は3月6日~15日まで。
点灯時間は午後6時~午後9時30分までとなっています。
また、青蓮院や高台寺、圓徳院などでは夜間拝観も行っていて、昼間とは違った幻想的な庭園の風景が見られますよ^^