10月11日に行われた、
大津祭は、江戸時代初期から約400年続いている天孫神社の祭礼で、日吉山王祭、長浜曳山祭と並んで湖国三大祭の1つに数えられます。
祭りでは13基の曳山が登場します。
祭りの形式は京都の祇園祭にそっくりで、本祭より約1ヶ月前のくじ取り式から始まり、本祭の一週間前からは山を建て始め、本祭前日の夜には曳山を披露する宵宮かざりがあり、本祭当日には曳山巡行が行われます。
宵宮では、大津の旧市街地の各町内で曳山が披露されるのですが、下がそのマップです。
※大津祭のパンフレットより
大津駅から歩いて回れる範囲なので、夕方から来て全部見て回ることも可能です。
回りながら、曳山に飾られる豪華な懸装品や人形などをじっくり見ることができます。
大津祭の名物は曳山に乗っているからくり人形ですが、宵宮では山から降ろされて展示されています。
各町内では、祭りのパンフレットや各曳山の手ぬぐい、厄除けちまき、キーホルダーなどが販売されていて、スタンプラリーの場所にもなっていますし、出店が出ている場合もあります。
ちまきは玄関などに掛けておく厄除けのお守りで、曳山巡行の時に曳山から撒かれるのですが、なかなかゲットできないものです^^;
確実に欲しいならここで買っておくと確実ですね。
夕方からは提灯に灯りがともり、笛や太鼓、鉦のお囃子も始まります。
宵宮のお囃子は、祇園祭の雅なお囃子とは違い、時々掛け声もかけたりして町人文化らしい賑やかなお囃子です。
町内の子供達も積極的に関わっていて、宵宮のお囃子は子供達がよく囃し手をやっています。
それでもきちんと練習しているので、大人と変わらない出来栄えです。
曳山のある町には必ずこのようなユニークな絵があります。
和紙でライトアップできるようにしていますが、この絵のモチーフは各曳山のからくり人形の絵になっています。
曳山の町内に来たら、この絵がどこにあるのか探してみるのも面白いですね^^
大津祭は、人は多いですが祇園祭ほど混雑しないのが良いですね^^
自分のペースでゆっくり見れると思いますし、ちょうど良い規模です。
そして、町内で飾られている懸装品やからくりなどの近くには必ずボランティアの方がいて、伺えば歴史や由来などの説明をしてくれますよ^^
大津祭については、こちらのサイトで詳しく載っています。
⇒NPO法人 大津祭曳山連盟
曳山巡行のレポートはこちら。
⇒2014年 大津祭 曳山巡行に行ってきました!