滋賀県にある石山寺で毎年第三日曜日に行われる、青鬼祭に行ってきました♪
この祭りは、石山寺の中興の祖と言われ、石山寺の一切経や聖教の収集・整備に尽力された
約800年前の方です^^
なぜ青鬼なのか?というと、朗澄律師は自分の死後、鬼の姿になって庶民の為に「降魔招福」を誓願したんだそうです。
それで律師の御命日の日には、巨大な青杉葉の鬼の像を立てて盛大な法要をし、青鬼の面をかぶった僧による厄払いをするようになりました。
それが石山寺の青鬼祭です。
朝の9時半からのスタートということで、その時間に行ってみました^^
石山寺の門前に着くと、そこには巨大な青杉葉の鬼の像がもう立っていました!
この青鬼像、結構大きいのですが、どのくらい大きいのかというと、
周りの参拝客と比べても大きいのがわかりますし、いつも東大門の両脇に立っている仁王像よりも大きいんです!
見たこともない大きな鬼の像に圧倒されて見ていると、どこからともなく鬼がやってきました^^
門の中に入っていったので、どこに行くのだろう?と追いかけてみると、
石山寺の僧や関係者たちと共に参道で縦一列に整列しました^^
そして、また着物美女たちと一緒にまた東大門に向かいます。
東大門に着いたら、横一列に整列しました!
青鬼像の前では法要が行われ般若心経が読まれます。
これが終わるとお経を唱えていたお坊さん達は、石山寺の境外すぐ近く、郵便局の隣ら辺にある「朗澄大徳遊鬼境」に行きました。
そこでまた法要があるんですね。
朗澄大徳遊鬼境というのは、こういうところです。
朗澄律師ゆかりの庭園なんだそうですが、境外なので誰でもすぐ入れるところになってます^^
しかし、それと同時に東大門前で子供達による青鬼太鼓が始まったので、参拝客は皆こっちに集まってました(≧▽≦)もちろん私達も。
これが終わったら、参道で参拝者だけに青鬼うちわ(500枚)の無料配布があります。
しかも青鬼さんから直接頂けるんですね^^
かなりカッコいい団扇ですね^^
団扇を入れている袋の裏には招福祈願済と書かれていて、この団扇で仰げば悪魔悪病がたちまちに退散し、福徳を授かるそうです♪
枚数限定と言ってもこの祭りはそんなに混み合っていないので、急いで並ばなくても十分な量がありました^^
これを頂いて東大門に戻ると、大うちわによる降魔招福の薫風の授与が行われていました。
"授与"と言っても、うちわの風に当たらせていただくだけなのですが、この風に当たることで厄除けや招福のご利益があると言われているそうです。
これで祭りは終わりなのですが、忘れてはならないのが彼。
大津市観光キャラクターのおおつ光ルくん(石山寺在住)が門の前で参拝客のお見送りをしてくれていました^^
子供達がべったりくっついて離れなくて、結構人気のようです^^
石山寺は紫式部ゆかりの寺なのですが、光ルくんは源氏物語から作られたんでしょうねぇ^^