4月8日はお釈迦様の誕生日です。
紀元前563年、旧暦の4月8日なのですが、日本では新暦の4月8日を誕生日として祝っています。
その時に行う行事が
「花祭り」とも呼ばれてます。
写真のように花で飾った
花祭りでは、このお堂の中に甘茶を入れたお盆を入れ、それをひしゃくですくってお釈迦様の頭にかけて祝うんです。
なぜ甘茶をかけるのでしょうか?
釈迦誕生の伝説に由来する甘茶かけ
お釈迦様は誕生してすぐに7歩あるき、
と言いいました。
これは、
「天上・天下広しといえども、我々人間にしか果たせない、たった一つの聖なる目的があって、生まれてきたのだ」
という意味なのだそうです。
上の写真の御釈迦様は、右手で「天」を左手で「地」を指していますが、その時の様子、つまり誕生した時の姿を表しているんです。
そして釈迦の誕生後、釈迦の誕生を祝う9匹の龍が現れ、産湯として甘い雨を降らせたそうです。
甘茶をかけるのは、その時の様子を模しているわけです。
お盆は湯船ですね^^